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デジタル技術の進歩と障がいのある人の仕事

大阪・関西万博も残すところあと1ヶ月と少しになり、すでにたくさんの方が行かれたかと思います。OryLabのOriHimeシリーズ(さまざまな理由で外出することが困難な方々が遠隔操作する分身ロボット)も活躍していて技術進歩による障がいのある人の働き方も多様な広がりをみせています。

技術の進歩で障がいのある人もない人も様々な事が可能になるチャンスができるというのは、とても夢があり早く現実になって欲しく応援したくなります。

現在研究開発途上の、例えば歩行という歩幅、速度、バランスの取り方など個人差の大きい内容を外骨格とAIテクノロジーを組み合わせて、麻痺のある人の歩行をサポートするようなものや、脳波を読み取ってパソコン操作をするような技術などが、安心安全低価格に使えるようになれば、障がいのある人の働く選択肢の幅を広げると思います。

既にあるVR技術も、外出や人との交流に不安を感じる人がVR空間の中で対人対応などの訓練をするシミュレーションツールとして使い、実際に外出や人との交流をする際の不安を和らげたり、自信に繫げ、社会復帰を助けるという研究もされていて、既存技術も使い方を考えれば役立つものがあるかもしれません。

技術進歩によりもっとインクルーシブな社会が発展していくといいですね。

【イベント・セミナー情報】

令和7年9月6日(土) 12:15より京セラドーム9F スカイホールにて、障がい者のための就職・転職『サ~ナ就職フェスタ』が開催される予定です。こちらのイベントはWebでの予約制になっていますので、興味のある方はHPから詳細を確認し予約してみてはいかがでしょうか。