お知らせ
皆さんにとってのご馳走はなんですか?
子供時代の私のご馳走は中華屋さんの焼き飯でしたが、大人になってからはラーメン+半チャンセットになりました。
という風にその時に好きなちょっと豪華な食べ物でしたが、驚くことにZ世代と呼ばれている若い世代にとっては「SNS映えするような特別な食事」や「〇〇好き(例えば漫画のキャラクター等)という個人的な感情を表現する対象としての食事」という認識をもつ人もいるようです。単純に食べて美味しい舌も胃も満足といった食という概念から離れ、ちょっとした自己表現になっているように思います。
確かに前の時代から、シンプルに高価な食材や、めったに食べられないという珍品といった希少性の高いものだけでなく、どのような場所で、どういった目的で、誰と食べるか等、食べる物自体だけはない付加要素があったのは事実だと思いますが、ざっくりそのような付加要素も含め食べている時間を楽しむ行為であったと認識しています。
Z世代の方にはこの自分あるいは自分たちが食べている時間を楽しむという目的ではなく、誰かへの表現物としてのアピールする食事(あるいは食べ物)をご馳走としている方も居て、世代間による言葉の認識の違いがあるのかぁと思います。
このご馳走の語源の一説に、昔の時代に自分自身で野山や海川にて食材をかき集め走ったことが由来らしいです。現代でもお正月前などにはデパ地下巡りをして、普段よりちょっと高級な食べ物を買いに行ったりしますよね。
そこでふと思ったのですが、Z世代の方がもし自分がご馳走を食べる側ではなく、誰かにご馳走を振舞う側になったときは、振舞う対象者にとって映えのある食事やその人の好きを表現できる食事を考えて提供するのでしょうか?
なんとも不思議な感じがします。
【イベント・セミナー情報】
大阪府障がい者芸術・文化コンテスト2025が来月11月16日(日)に国際障害者交流センター ビッグ・アイ 多目的ホールにて行われます。時間は午後2時〜午後4時30分(開場 午後1時30分)となっています。
また同時に第22回共に生きる障がい者フェスティバル「ともいき」も開催されてます。
2つ合わせて多種多様な体験ができる機会となっていますので、ご興味のあるかたは行ってみてください。詳しい情報はこちら(コンテスト)とこちら(ともいき)から。

